本書では私がランニングブログというニッチな市場で月に100万円を売り上げるまでの道程を解説させて頂くとともに、あなた自身も情熱を金に変え、自分の好きなことや専門知識、専門技術でご飯を食べていくための方法論を解説させて頂きます。
先ず初めに聞いてみたいのですが、あなたは三度の飯よりも好きなような何か、あるいはこれなら日本人の大半よりも優れているという専門的な知識や技能をお持ちでしょうか?
あるいは三度の飯よりも好きでなおかつ、専門的な知識や技術を持っているものがありますでしょうか?
もしも、あるのであれば、あなたは努力次第では好きなことだけをして生きていけるようになります。インターネットを使ってです。元手もいりません。もちろん、あるに越したことはないのですが、私の場合はお金がなかったので、大学入学時に大学生協で買ったボロボロのパソコン一台で起業しました。
当時はスマートフォンも持っていませんでした。スマートフォンが世の中になかったのではありません。スマートフォンを買うようなお金はなかったのです。それでも、そこから起業し、月に100万円を売るようになりました。26歳にして、上司もおらず、出社する必要もなく、世界中どこにいても好きなところで仕事が出来るようになりました。
ただし、初めに言っておきたいことがあります。私が本書で解説する方法は世の中に出回っているような、誰でも簡単に副業で月に100万円というような代物ではありません。繰り返しになりますが、あなたも自分の好きな分野、専門的な知識や技術を持つ分野で月に100万円を売り上げることが出来るようになります。ただし、2つの条件が必要になります。それは
- 本当に三度の飯よりも好きなものがあること
- 他人に価値を提供できるような知識、技術、経験があること
の二つになります。そして、私から言わせれば、この2つは同じです。
何故なら、本当に三度の飯よりも好きならばあなたは日本人の大半よりもその分野においては知識があるか、経験があるか、技術があるか、もしくはそのすべてであるはずだからです。
このように書くと、「いや、世の中はそんな甘いものではない。才能が必要なこともあるんだ」と思われる方が多いでしょう。もちろん、私もその意見に賛成です。ただ、私がここで言っているのはあくまでも「大半の日本人よりも優れている」というそれだけのことです。
プロ野球の世界で首位打者を取る必要もありませんし、有名人である必要もありませんし、東大卒じゃないといけない訳でもありません。あくまでも「大半の日本人よりも優れている」というそれだけで良いのです。
私がその動かざる証拠です。あなたは池上秀志の名前を今までで一度は聞いたことがありますでしょうか?
もしかすると、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。しかしながら、大半の方が池上秀志など知らないでしょう。聞いたこともないでしょう。しかし、実際に私は今ランニングに関する書籍やオンラインスクールを販売しながら生計を立てています。
何故ならば、私は99.999%の日本人よりもランニングについて詳しく、市民ランナーの方のお悩み解決や目標達成をサポートさせて頂くことが出来るからです。
同時に本書を執筆しているのも日本人の大半よりは、ブログやユーチューブなどを使ったオンラインビジネスについて精通しているからです。ただ、お金持ちということに関して言えば、私よりもお金持ちの人は五万といるでしょう。
それでも、私がこの分野で本を書くのは、大半の日本人よりもこの分野に関しては優れているからです。考えてみてください。あなたの町の塾の講師は有名人かつ本当に優れている人でしょうか?あなたの学校の先生は本当に有名人で、優れている人でしょうか?
あなたの町のお医者さんは有名人でなおかつ本当に優れた人でしょうか?
ここでいう優れているというのは、スポーツで言えば、オリンピックに出場できるようなレベルなのでしょうか?
中にはそういう方もいらっしゃるでしょう。しかし、大半はそうではないのです。それでも職業として成り立っているのは、何らかの形で相手の役に立つことが出来ているからです。オンラインビジネスも同じです。オンラインビジネスはオンラインビジネスという新しい形態のビジネスではありません。既存のビジネスにおいてインターネットという媒体を用いているだけのことです。それを特殊とみるかどうかは世代によっても異なるのでしょう。
私が聴いた話では、家庭用のコンピュータが普及し始めたのは日本では1998年ごろだそうです。その頃、私は5歳、そして5歳の頃私はすでに家庭用コンピュータで、将棋をしたり、ロボットのゲームをしたりしていたのです。現代っ子にしてはかなりアナログ人間の私ですが、コンピュータやインターネットというものになじみがある世代だとは言えると思います。
ただ、だから私がオンラインビジネスで成功して、年配の方には出来ないと考えるのは間違っています。それはインターネットというのは所詮は媒体でしかないからです。つまり、そもそももしもそのビジネスがインターネット無しで成り立たつのであれば、インターネットを使っても成り立つのです。
私自身の例で言えば、書籍の販売に関してはインターネットで集客して販売しているだけであって、書籍の価値そのものは道端で売ろうが、書店で売ろうが変わりません。つまり、そもそも本がかけなければインターネットを使っても意味がないのです。オンラインスクールに関しても同じです。私は対面でも教えられます。実際にセミナーもやっています。
寧ろ、ただ単に教えるだけなら対面の方が教えやすいに決まっています。ただ、オンラインスクールにはオンラインスクールのメリットがあります。反復学習がしやすく、いつでもどこでもインターネットさえあれば、受講できるというのが最大のメリットです。実際に私は今日本の京都にいますが、沖縄から北海道、アメリカやドイツからも受講生を抱えさせて頂いています。だから、オンラインスクールにしているだけで、私はオフラインでもきちんと教えられるのです。これがインターネットは所詮媒体に過ぎないという理由です。
そして、時代が変わろうとも必要なものがあります。この不変の必要性は最新のインターネットビジネスとか最新のプラットフォームとかそんなこととは一切関係がありません。この10年だけでもインスタグラムやツイッター、Tiktokなどの新しいプラットフォームが次々と出てきました。それぞれのプラットフォームにおけるテクニックは若干変わるはずです。
しかし、そんな小手先のテクニックや知識よりも重要なものがあります。それは情熱です。オンラインビジネスは明らかに長期目線で取り組まないといけないものです。私自身、ブログを書き始めてからそれだけで飯が食えるようになるまでに4年の年月を要しました。本書をお読みのあなたは1年くらいで出来るようになるでしょう。
もしかすると、もっと早いかもしれません。場合によっては、1週間後から飯が食えるようになるかもしれません。しかしながら、本来は長期目線で取り組むべきものです。1年は見て頂きたいと思います。私が4年かかったのですから、1年でもかなり速い方でしょう。それでも、あなたならたった1年でも出来るはずです。
ただいずれにしても、この世界は生半可な世界ではありません。オンラインビジネスに挑戦する98%は失敗します。厳密に言えば、失敗ではなく、やめていくのです。続けていれば成功するのに、それを続けることが出来ないのです。あなたはすぐに上手くいかなくても続けるだけの根気があるでしょうか?
情熱があるでしょうか?
それに耐えるだけの価値はあります。何故なら、上司もおらず、自分の好きな時間に自分の好きな場所で仕事ができ、しかもあなたの好きなことをやるだけで飯が食えるし、気分が乗らない日は旅行に行こうが、カラオケに行こうが、映画を観ようがあなたの勝手なのです。もしも、あなたが本当に情熱をかけられる分野があるのであれば、やらない手はないでしょう。
ただ、これも言わせてください。もしも、あなたがそれだけの情熱をかけられるものがないのであれば、今ここであきらめたほうが良いと思います。他にも人生を変える方法はあるかもしれません。しかし、私があなたのお役に立つことはありません。私には無理です。私のやり方は情熱こそがアルファであり、オメガです。これが無い人はまず無理です。それでもあなたはやってみたいと思われるでしょうか?
もしかすると、1年間あなたは無収入で作業を続けることになるかもしれません。それでも1年後には、あなたの情熱をお金に変え、自分の好きなことで、自分の好きな時間に、自分の好きな場所で仕事が出来る生活を手に入れたいでしょうか?
もしそうであれば、おめでとうございます!本書こそがあなたの為の本です。是非本書をお手元にお届けさせて下さい。
筆者紹介
筆者:池上秀志
京都教育大学卒業
中学社会、高校地歴公民の教員免許を取得
2020年ウェルビーイング株式会社を設立
現在 ウェルビーイング株式会社代表取締役
2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。
現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。
ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。